真性包茎は癒着することが多い

真性包茎は亀頭を包皮が覆っていて、その包皮を自分で剥くことは非常に難しいです。
その理由は口が窄まったまま固まっていて、広げられないことが多いです。
無理に広げようとすると、痛いと感じてしまいます。
ただその他にも、亀頭と包皮の組織が癒着してしまっている可能性もあります。
亀頭と包皮はどちらも粘膜組織なので、潤った状態であることが多いです。
それぞれが密接にくっついている状態が長い期間続くと、癒着してしまうわけです。

そんな癒着してしまっている亀頭と包皮を無理矢理剥がそうとすると、痛いと感じやすいでしょう。
癒着とは同じ組織になっているということなので、それを無理矢理引き剥がそうとするのは、新しい傷口を作るのに等しい行為だからです。
そして口の方でも痛いと感じて、耐えられない状態になることも珍しくはありません。
そのため特に癒着しているのであれば、それを剥こうとするのは止めておいた方が無難です。
痛いと感じるのがサインで、そこから先を続けるのは禁物です。

真性包茎の組織はちゃんとした手順を踏んで剥がす

真性包茎は亀頭と包皮の間が癒着しているだけではなく、そこが菌の温床になっていることも珍しくありません。
本来亀頭と包皮は成長に合わせて、しっかりと離れるものです。
そうであるにも関わらず真性包茎になってしまうと、そこに表皮から排出された垢が溜まってしまいます。
その垢の塊が菌にとっては格好の住処で、臭いを放つこともあります。
また菌の中には、体内でこそ良くない力を発揮するものもいます。

そんな状態であるにも関わらず無理矢理包皮を剥こうとすると、状況が悪化しかねません。
特に亀頭と包皮が癒着していると、剥がした際にできた傷口から菌が入り込み、性器以外の部分にも異常を起こす可能性があります。
もちろん性器にもより深く感染し、より激しい痛みが起こることも考えられます。
そのような問題があるため、真性包茎は無理矢理剥がしてはいけません。
衛生的な環境で、専門家による正しい手順の上で改善されることが望ましいです。

まとめ

包皮と亀頭は本来自然と剥がれるものなので、自力でも剥けるのではないかと考える人はいるでしょう。
しかし真性包茎だと、自力で改善できる可能性は非常に低いです。
特に癒着している場合は、傷が残り続けたり、症状が悪化する恐れがあります。
したがって痛いと感じたら手を止めて、医療機関に相談した方が良いでしょう。
間違ってもその先の作業を続けてはいけません。
症状が悪化すれば、より多くの手間と時間が必要となるはずです。

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